富山市議会 2011-06-03 平成23年6月定例会 (第3日目) 本文
観光客のさまざまなニーズにこたえるためには、年間を通じて気軽に楽しめる要素も必要であり、本市では、一例をあげれば、「おわら」については、9月の本番を中心に、8月のおわら風の盆前夜祭や、2月の越中八尾冬浪漫など通年型の観光を目指し、これまで一定の成果が上がっているものと考えております。
観光客のさまざまなニーズにこたえるためには、年間を通じて気軽に楽しめる要素も必要であり、本市では、一例をあげれば、「おわら」については、9月の本番を中心に、8月のおわら風の盆前夜祭や、2月の越中八尾冬浪漫など通年型の観光を目指し、これまで一定の成果が上がっているものと考えております。
越中八尾観光協会は、本市を代表する伝統芸能である「おわら」を活用した通年観光の取組みとして、「風の盆ステージ」や「越中八尾冬浪漫」等を行っているほか、空き家を活用した交流拠点づくりや地域の伝統文化・芸能を活用したモデル事業への参画等、地域の観光資源のさらなる魅力向上にも取り組んでおります。
一方、八尾で開催されております越中八尾冬浪漫の民謡セッションには、越中五箇山こきりこ唄保存会や越中五箇山麦屋節保存会が出演し、五箇山で毎年開催されているこきりこ祭りでは、富山県民謡おわら保存会が友情出演いただくなど、伝統芸能の相互交流も盛んに行われているところでございます。
その後、福島地区や旧町地区の11の町内がそれぞれ1日、また土曜日、日曜日は2町内が同時開催する「風の盆前夜祭」、住民が総出で継続的に取り組んでいる「坂の町アート」、毎月第2・第4土曜日に開催している「風の盆ステージ」、冬の八尾を楽しむ通年観光によるまちづくりについて考える「越中八尾冬浪漫」など、おわら風の盆を一大観光拠点に転換し、地域住民の協力と多様なイベントの開催による通年観光づくりへの取り組みを
また、私の地元にある越中八尾観光協会では、通年観光を目指した「おわらナイト」や「越中八尾冬浪漫」「月見のおわら」の開催などに取り組んでおられますが、そのレベルは全国でもトップクラスに位置づけられるくらいに高いものと評価されており、これらのノウハウはこれからの富山市の観光行政にとって大いに参考になるものであり、積極的に取り入れていくべきと思っております。
越中八尾観光協会においては、おわらを活用した通年観光として、「風の盆ステージ」や「越中八尾冬浪漫」などに積極的に取り組まれております。また、本市におきましても、越中八尾観光協会とともに、全国に向けてホームページでのPRや旅行エージェントなどへの情報発信に努めてまいりたいと考えております。
このようなことから、本場のおわらを通年的に鑑賞していただくために、越中八尾観光協会を中心として、1つには、八尾曳山展示館ホールで第2・第4土曜日開催の「風の盆ステージ」、2つには、2月開催の「越中八尾冬浪漫」などに取り組まれておられます。